メカニック:神保
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DC5サビ修理他 | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
前回のブログからだいぶ日が空いてしまいました…
たくさんのお客様にお仕事ご依頼頂きありがとうございます。
レース活動との兼ね合いもあり、お預かり期間や入庫までお待ち頂いてるお時間が長くなってしまい申し訳ありません…
手を抜く事なく確実に進めておりますのでお待ちいただければと思います。
こちらはDC5サビ修理を中心にリフレッシュ作業させて頂きました。
ディーラーさんから車検を通すのが難しいとのお話しがあったようですが、なんとか板金修理、部品交換、現物修理で仕上げる事ができました。
今後ともお役に立てる事があれば是非ご相談ください。
こちらもFD2もサビ修理からの各部の予防防錆、予防メンテナンスをさせて頂きました。
DC5同様に外せるものは一通り外して、普段目につかない範囲までのサビチェックと防錆メンテナンスを行いました。
このような作業の場合、宮城県では唯一のドライアイスブラストやサンドブラスト、超音波洗浄機を使用して通常の洗浄では落ちない汚れまで徹底洗浄を行い防錆メンテナンスを施工しています。
こちらも長らくお待たせしておりますが、ブレーキのリフレッシュも追加になりましたので、部品入荷次第交換作業に入ります。
その他、全塗装などの板金作業や車検などたくさんのお仕事ご依頼頂きありがとうございました。
今お預かりしているお車も順次作業させて頂いておりますので、今しばらくお待ち下さい
ではまた
2024-06-24 19:00:00
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ブレンボキャリパー塗装&O/H | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
キャリパーその他もろもろ作業でお預かりしてますランエボ9。キャリパー塗装から戻ってきました。
肝心な塗装前の状態の写真を撮ってなかったのが悔やまれます…。
状態としてはブレンボあるあるで、クリアーも色もハゲハゲのパリパリ。ブレンボの文字も消えかかってたような無惨な状態でした。
色はお客様の指定の色でブレンボ文字はステッカーです。
かなりいい感じの仕上がりではないでしょうか??
サンドブラストで下地をしっかり作り、超音波洗浄機で隅々まで洗浄。
今回はウレタン塗装で仕上げましたがこの艶感がいいですね。
決して安くはありませんし、お時間は掛かりますがもちろんホンダブレンボも対応出来ます。通常の片押しキャリパーも対応出来ますので気になる方は一度お問い合わせください。
ではまた。
2024-04-25 09:00:00
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FD2シビックTYPER 納車整備 | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
今回はFD2シビックの納車整備になります。
今回も遠方からのご購入ありがとうございます。
車検付の車両で当店でメンテナンスしていた車両、さらに去年エンジンとミッションをオーバーホールではなく、純正新品部品を使って新造している車両ということで比較的軽めの納車整備になります。
メインはブレーキ周りのメンテナンス。ローターは研磨。ダンパーをテインの新品へ交換。大きいところはこのような内容です。
それ以外にも油脂類の交換など基本的なメニューももちろん実施しています。
before
各部メンテナンス、清掃…
after
FD2はダンパー交換の際にカウルトップを外さなければいけませんが、結構汚れの溜まっている車両が多いです。
今回はブレーキや各部の清掃にドライアイスブラストを使用しましたので、かなりスッキリ清掃出来ました。特にキャリパーの色味がかなり変わっている点はドライアイスブラストならではかと思います。
また当店ではカウルトップ脱着の際に取り付けクリップも同時交換していますので、立て付けバッチリです。
結構嵌合が甘い車両が多いので気になっている方は一度お試しください。
今回も納車をお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
今後も変わらぬお付き合いよろしくお願いいたします!
ではまた。
2024-04-07 18:30:00
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DC5インテグラTYPE R 納車整備 その2 | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
クラッチ周りの作業が終わりまして、次に足回りの作業に入ります。
まずハブ、ハブベアリングの交換。
しかし今回はイレギュラーにより、ナックルを程度の良い中古品へと交換しなければいけなくなりました。
と言うのも画像のようにドライブシャフトがサビによる固着によってハブから外れない…
通常は固着している場合、ドライブシャフトを損傷させないようにナットを噛ませて慎重に外していきます。しかしあまりに外れないため今回に限り火で炙り、大ハンマーでガンガン叩く作業に。
にもかかわらず、外れずこんな状態…
ここまで外れないのは今までなかなかありませんでしたが、車の老朽化により今後さらに増えていくことが考えられます。
一度もバラしたことのない車両は、なるべく早いうちに一度チェックしておくべき箇所です。
出ないと余計な出費と時間がかかってしまいますので…
バラして洗浄。バックプレートは超音波洗浄、ナックルはサンドブラスト後にサビ止め塗装。ロアーボールジョイントもグリス入れ替えてブーツ交換。
新品ハブも裏側をサビ止めの耐熱塗装。
組み付けして車両へ取り付け。
ローターとの当たり面はサビ止めでモリブデンスプレー。
ここ結構サビやすいのですが、サビてローターの固着や振れにも繋がるのでブレーキ周りを点検する時にはチェックオススメです。
塗膜が厚すぎるとそれが原因でローターの嵌合が甘くなってしまい振れてしまうので、モリブデンスプレーを使います。
ダンパーはレーシングギア。
今後のメンテナンスで管理するための日付と距離数を残しておきます。
合わせてタイロッドエンドも新品へ交換。
ロックナットも若干舐めてしまっていたので交換。
こういうところをまめに交換しておかないと、後で酷い目にあいますから…
そしてブレーキブリーダー。
ブレンボキャリパーのブリーダーは高確率でサビが酷いです。
サビているだけならまだしも、酷いと固着して緩みません。最悪キャリパーのネジ山を壊してしまうのでキャリパー自体使用不可になってしまいます。
新品と比較しても状態はかなり悪いのが分かります。
今回は全て交換出来たので良かったですが、これもドライブシャフト同様に早めの点検交換がオススメです。
ただキャリパー自体に痛みがあるようであれば、そもそもキャリパー交換してしまうのが安心です。純正キャリパーでサーキット走行を繰り返してきた車両では本体に歪みが出ている場合があるので、費用はかかりますが何より安心を買えるので気になる方は是非一度ご相談下さい。
次にパワステのホース類一式の交換です。
現状ホースの差し込み部からオイルが滲んでいる状態でした。
取り外したホースと新品ホース。
かなり亀裂が入っていますね。
ゴムとしての弾力は完全に失われプラスチック状態です。走行環境や保管環境によってもちろん違いはありますが、一度も交換したことがなければほぼ間違いなくこのような状態になっていると思います。
ダメになってから交換するのは修理、ダメになる前に交換するのが整備。
なるべく修理ではなく整備で乗り続けてもらいたいですね。
タンクは超音波洗浄機で洗浄。
外観はもちろんですが、中身をしっかり洗浄するのが大事。
中にフィルターがありますが、ここに汚れが溜まるとパワステの油圧が異常に上がる→ポンプ、ホースに負荷がかかる→ポンプ故障、フルード漏れる。につながります。
劣化の一言で片付けるのは簡単ですが、故障にはそれなりの原因があることを忘れてはいけません。
一度チェックされるのをオススメします。
これで納車整備は終わり、仕上げのアライメントで完了です。
またダンパー交換時と同様に、今回作業した箇所にはなるべく目視しやすい場所へ履歴を残しておきます。
納車後も近場であればメンテナンスさせてもらえますが、遠方であれば他店でのメンテナンスになっていくと思います。
そこで履歴が分からなければ、オーナーにとっても他店にとってもいいことが何もありません。
少しでも無駄なくカーライフを楽しんで貰える手助けになれればと思います。新しくお車ご検討の方で遠方の方も是非一度ご相談下さい。
新しい場所で長く大事に乗り続けてもらえることを思って今回も納車整備させて頂きました。
この度はお車のご購入ありがとうございました。
ではまた。
2024-04-05 18:30:00
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DC5インテグラTYPE R 納車整備 | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
今回は店頭販売していたDC5インテグラの納車整備になります。お買い上げ頂きありがとうございます^_^
DC2などに比べてまだまだ程度も良く、価格的にも手が届きやすいオススメのTYPE Rですが…
新めとはいえ最終でも平成17年式になるので、綺麗そうに見えても劣化は確実に進んでいます。
当店では車の状態にもよりますが、油脂類交換や軽い消耗品交換程度のメンテナンスで納車を行うことはありません。
その当店で行う納車前メンテナンスの一例として、今回の内容がこれからお車の購入を考えている方にも参考になればと思います。
早速納車整備ですが、今回の大まかな内容としては…
クラッチ交換
パワーステアリングホース交換
ダンパー交換
Fハブ、ハブベアリング交換
ドライブシャフト交換
油脂類全交換
Fブレーキブリーダー交換
になります。
ちなみにこの車両を店頭に並べる前に、
ヘッドカバーパッキン新品
タペット調整
エンジンコンプレッション測定
ラジエーター トラスト製新品
オルタネーターリビルト
スターターリビルト
ローター研磨品
マフラー中間、テール 柿本製新品
に交換ずみの車両です。
今回の車両に限らず、だいたいの車両はこの位の納車前メンテナンスを行います。
このくらいはやらないと次の車検まで大きなトラブルを回避して普段使いするのは難しいと考えています。
さて、もうミッション下ろしたところからになりますが…
今回の車両は14万キロ走ってる車両でメンテナンス履歴も不明となると、今後を考えクラッチは要交換と思います。
これを見るとクラッチは今まで無交換だったと思われますね。
まずは清掃ですが、最近導入した高級マシンを使っていきます。
新兵器のドライアイスクリーナーです。
簡単に言うとサンドブラストの砂の代わりにドライアイスを飛ばして汚れやサビ、樹脂パーツの白ボケも落とせるという代物。
用途もかなり広くなかなか言葉で説明も難しいのですが…また、たびたびこのマシンのお話はしていきたいと思います。
確か宮城では当店のみの導入だったと思います。東北でも2,3店舗のみだったはず…
気になる方はyoutubeでドライアイスブラストと検索してみて下さい^_^
下回りの汚れ落としやサビ落としなどレストア関係の作業にもかなり威力を発揮するので、ネオヒストリック車にはかなり良いものかと…
こっちの地域では融雪剤落としにもいいかもですね。
このクリーナーを使うとこの頑固な汚れも数分でこんな感じ。
ミッションケース外観も…
右がブラスト済み左はそのまま。
こんな感じで清掃して行きます。
エンジン側も。
before
after
クランクシールももちろん交換してます。
そして大事なミッションのレリーズ摺動部。
結構傷はいっちゃってますね。
グリス切れとクラッチディスクの摩材の噛み込みでこうなってしまいます。
レリーズフォークのピボット部も
これは交換します。
こっちは交換できないので地道に磨き…
一部かなり深い傷は残ってしまいますが、このくらい磨ければかなりフィーリングは良くなるはず。
気持ちいいクラッチにはここの滑らかさが必須です。
こちらは交換で対応。
フライホイールはこのまま続投。
新しいディスクになるので初期馴染みを良くするため、クラッチディスクの当たり面をペーパーかけておきます。
フライホイールの取り付けボルトは交換します。
こんな感じでバリのようなものが…
まぁ正直このまま使っても直ちに問題にはならないとは思いますが、数百円のコストで不安を払拭できるなら迷わず交換しましょう。
当店では基本的に高トルクで使うボルトや簡単にチェック出来ないような箇所のボルトは積極的に新品へ交換します。
エンジンとミッションの接合に使うノックピンも交換。
固着して全然取れませんでした。
これで次回以降もしミッション降ろす時もスムーズに行くでしょう。
クラッチ交換はこのままミッションを載せて完了になります。
次回足回りなどに続きます…
2024-03-12 07:00:00
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DC2 96スペックタイプR ブレーキ修理 | オートショップSTA メカニックJimboぶろぐ (ameblo.jp)
今回はDC2のブレーキ修理のご紹介です。
もうすでにバラされてますが、そもそもはブレーキのタッチがふわふわと怖くて走れないとの事でのご入庫。
前日までは快調に走れていたとのことでしたが、各部点検したところマスターシリンダーからのフルード漏れが1番の原因と推測して修理に入りました。
マスターシリンダーを取り外したところ。
ここまでくるとかなり漏れは進行していたと思われます。
マスターシリンダー本体。
残念ながらマスターシリンダーASSYもマスターバックも廃盤ですので、マスターシリンダーはO/Hしてマスターバックは取り外して錆落としからの再塗装していきます。
まだなんとか中のピストンやシールは新品があります。ただかなり少ない数になってきているので廃盤になる日も近いかも…
同じDC2でも96と98、ABS有り無しでピストンの品番が違うため使い回すことが出来ません。
またEK9やEG6とも品番が違います。
96のABS無しはもうピストンも廃盤になっていたと思いますが…当店としてもなんとか出来ないか考え中です…
バラしたマスターシリンダーは超音波洗浄機にドボン。
ボディから下ろしたマスターバック。
今の時点で機能上問題ないとしても、このまま取り付けるのはお客様や車の事を考えると有り得ないと思いますので…手間は掛かりますがサビ落とししてきっちり再塗装します。
サンドブラストとペーパーでサビ落とし…
下地作って脱脂ののち、再塗装。
つけたら大して見えなくなるものの、こういう所が綺麗だと車全体がシャキッと見えますね。
マスターバックを外したボディ側。
今のうちに掃除。
超音波洗浄機で綺麗になったマスターシリンダー本体。
ただシリンダーの内壁に線数が…
こういう場合の方が多いので、出来るのであればマスターシリンダーASSYで取り替えられれば安心なのです。
しかし部品がない以上これを活かしていきます。
そもそも新品を使わずに直せるのであればそれもまたベストな選択なのかなと思います。
ペーパーで内壁を均して…
あんまり傷を追いかけすぎても、それが原因で漏れてしまっては元も子もないので探り探り均していきます。
今回はそんなに深い傷ではなかったので、元の部品を使っていけそうですね。
マスターシリンダーを組み付けたらボディへの取り付け。
最初に比べるとだいぶシャキッとした印象ですね。性能的にもかなり安心して乗れるようになったと思います。
こういう所はなかなか目につかないので分かりにくいと思いますが、もうこの年式の車で一度も部品交換していなければ確実に寿命を迎えています。どんなに距離を走っていなくても…関係なく。
EG6、DC2、DC5、EK9、FD2、S2000…みんなガタが来ているのが当たり前の状態です。
だからこそ最近購入された方は特に、何も問題はなくとも信頼出来る人がいるお店で一度お車の点検をされるのをオススメします。
出来る事なら年に一度くらいのペースで、あまり走っていなくともオイル交換のついでにでも点検されるのがベストだと思います。
当店でもご相談頂ければお客様に合ったアドバイスをさせて頂きますので、ぜひ気軽にどうぞ。
ではまた。
2024-02-19 19:20:00
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